Blog

首里散歩 Vol.52 シーサーに願いを  2020年8月11日

全国的に猛暑となっていますが、皆さんいかがお過ごしですか。
沖縄もいつも通り、暑い夏を迎えています!

あの、飛行機から降り立った時のムワッとした暑さ、
クーラーの効いていた室内から出た時の圧倒される暑さ、
旅行で来た時には、大好きな南の島でも、
その暑さにうろたえた記憶が、まだ新しいのですが、
不思議なもので、じわりじわりと温度が体の中に染み込むように、
いつの間にか、体に馴染んでしまいました。

以前、冷え性だった体はすっかり芯が温まり、
クーラーにとても弱かったはずが、それもなくなり、
暖かい風を心地よく感じ、
用がなければ、何時間でも海風に当たりながら、
シャッターチャンスを待つこともできるようになりました。

それが、ここのところ、急に沖縄の新型コロナの感染者数が増えてしまい、
ちょうど短い夏休みの初めに、また沖縄独自の緊急事態宣言が出され、
近くの公園やビーチは、入り口に縄が張られて、立ち入りが禁止されてしまいました。

その徹底ぶりに感謝を感じて、
自分の両親や、知り合いのおじいやおばあの顔を思い浮かべながら、
早く、またあのうろたえるほどの暑さを、思いっきり味わいながら、
外を歩き回れるように、状況が改善して欲しいと願っています。

三歩歩けば目に入る…というくらい、
沖縄の至る所で地域を守っているシーサーたちに、
特に今回は以前目にした特大のシーサーに願いを込めて。

ライター
首里石鹸 白鳥恵子