8月も折り返しにさしかかったある日、急にゼリーが食べたくなった。
しかも、スーパーやコンビニで売られているようなゼリーではなくて、小さい頃におばぁが作ってくれた少し固めのカーブチー※1のゼリーが食べたくてたまらない。
※1沖縄在来種のみかん。皮が厚いことから“カー(皮)ブチー(分厚い)”と呼ばれている。
だけどカーブチーは秋の果物。
夏の日差し降り注ぐ8月の今、どこを探しても見つけられない。諦めてシークヮーサーゼリーを買おうかと思っていた時にふいに思い出す。
そうだ!カーブチージュースなら売っているかも!
すぐに近所のスーパーに行くと、お目当てのものが見つかった。
すぐに作り始め、作った後は余ったジュースを飲みながら、ソワソワした気持ちで出来上がりを待つ。
数時間後。爽やかな香りのカーブチーゼリーが出来上がった。
さぁ食べよう!とスプーンを握った時、子どもの頃の思い出が浮かぶ。おばぁ、自分の分まで私にくれて、「美味しいねぇ?」と、にこにこ顔で優しくみまもってくれてたな…。
そんな事をふいに思い出し、おばぁに食べさせてあげたいなと、電話を手に取る。
「もしもし~、これからちょっと行ってもいい?」
子どもの頃には知らなかった、自分が作ったものを美味しそうに食べてもらう喜び。 きっと、あの日のおばぁもこんな気持ちだったのかもしれない。
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