はちみつの美味しさに気づけたのは大人になってから。
数年前に友人と食べに行ったお店のアペロ(ここではお通しの事。)で出されたナッツのはちみつ漬けがびっくりするほど美味しくて、それまで持っていたはちみつへの苦手意識が見事に覆されました。
お店の方から「沖縄の養蜂場でとれたはちみつを使って作っているんですよ。」と、はちみつが採れるまでの過程や、1匹のミツバチが生涯で集められる蜂蜜は小さなティースプーン1杯分程など、今まで知らなかった話を聞かせていただくほど、普段あたりまえのように食べれているものも、自然や動植物から恵みを分けてもらっているのだという感覚が湧いてきました。
「忘れがちだけど、ミツバチからのおすそ分けは、美味しく感謝して食べなきゃね♪」
そんな言葉に心から頷き、美味しくいただいたあの味を今も時々思い出します。
まだまだ、あの感動した味には届かないけれど、自然からのおすそ分けに感謝しながら、美味しい甘さを味わいたいと思います。
首里石鹸 中里ゆきこ
≪ひとくち解説≫
はちみつは遥か昔から健康に良いと信じられており、古代エジプトでは飲み薬だけでなく塗り薬としても使われていたそうです。
はちみつの高濃度の糖分が、細菌の働きを抑えるといわれており、さらに近年の研究によると、はちみつに含まれるグルコン酸には、腸内のビフィズス菌を増やして腸内環境を整え、お通じを促す作用があることが明らかになっています。また、はちみつには腸内の善玉菌のえさになるオリゴ糖も含まれているため、腸内環境を整え、ひいては健やかな肌を作るにはうってつけの食べ物ともいえますね。
※上記は「はちみつ」に対する説明であり、製品に関する効能ではありません。
※1歳未満のお子様に、はちみつを与えるのは避けてください。