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首里散歩 Vol.271 ウクレレ買いたい

ついにウクレレを習いはじめた。

実は何年も前からずっとやりたかったのだ。
どうせなら子どもがそれなりに大きくなってから一緒に通おうと寝かせていたけれど、大好きな先輩が「ウクレレ教室に通っているけど一緒にどう?」と誘ってくれた。

ウクレレを習いながら大好きな先輩と会う時間も増やせるのか、と思うとたまらず「やります」と即答したのだった。

ウクレレ教室当日。
開口一番「指一本触ったことがないです。大丈夫ですか」と先生に聞く。初心者歓迎といえど、このレベルの初心者はあまり来ないのだろう。一瞬心配そうな顔をされたが、そんなわたしでもたのしめるやり方で進行してくれた。素敵な先生。

ウクレレは思っていたよりも難しく、世の中の簡単そうに見えるほとんどが実は難しいよねぇと思う。

いやわたしが不器用なだけか、とも思う。だけどたのしかった。

素敵な先生と大好きな先輩とわらって過ごせただけで、わたしのウクレレデビューは成功だ。

▲ ウクレレ教室がひらかれた喫茶。パンケーキがおいしかったので、わたしのウクレレデビューは成功。

この時間をもっとたのしみたいし、上達したい。ということでウクレレを買うことにした。

さっそくウクレレを買いに行くタイミングを狙っているのだが、このところ毎日雷雨だ。ただの雨ではない。雷雨。

鉄を熱いうちに打ちたい。だけど、ウクレレはどう考えても晴れの日に買いたい。だってこんなにゴキゲンな楽器なのだ。雨の日に、ましてや雷雨の日に買うなんて…。と思って我慢しているけど、天気予報を見ると見渡す限り、ずっと雨。

こうなったら意地でも晴れの日に買いたい。はやく晴れますように。

こうやって欲しいものを買えない日々も、あんまり長く続かなければいい時間である。止まない雨はないのだ。

ライター
三好優実