いよいよ2年後、2026年に首里城が復元される。
2019年10月31日首里城焼失。あれからもう五年も経つんだなー。
今年も屋宜さんと当蔵本店で待ち合わせて、首里城に出かけてみる。
10月26日土曜日お天気は最高に晴れ。お店では下地さんが忙しそうにしている。
いつもの高所跡側から首里城公園へ。
いつもの時期に、いつものルート。屋宜さんは何故か暑い中ニット帽。
これもいつもの風景だ。
今年は凄い数の鳥たちに出迎えられた。「え?なぜ?」って数に笑い合いながら首里城へむかう。こんな何気ない時間が五年で訪れるんだなー。って嬉しく思う。
青空に雄大な石垣。ここから観る景色が好きだ。
天守閣が無いお城の雄大さがここにはたしかにある。
城内へ足を踏み入れるとにぎやかな音やサンシンの音色が。
お祭りだ。賑やかにたくさんの人で溢れている。
城内には見慣れた風景と、着々と復元される首里城の様子がみれる。
来るたびに知ることも多い。
御内原(おうちばら※国王や国王の親族が生活したところ)に九年母(くねぶ)という柑橘系の果樹が植えられ、とっても大事な果樹として扱われていたことを知る。首里石鹸創業間もなくシークヮーサーの香り(当時はヒラミレモンと名称した)を世に出したことを思い出し感慨深い。
首里城の裏に周り、高いところから正殿が立つ場所を眺める。
「あと2年、いよいよなんだな。」って実感が湧く。
あ、瑞泉さんの看板も直っている。
台風で傷んだ看板の修繕を聞いていただけに嬉しくて。
帰りは、いつもと違う小道へ。
城内には、ハイビスカスが咲くかわいい小道がちらほらある。
初めて通る小道が増えるのも首里城散策の楽しみ。
あの時より思う。
当たり前のようで、当たり前じゃない。この風景も風情も。今日のような日が来ることを願って、これまで、私たち首里石鹸がやって来たことは、お店を開け続けることでした。
そして、県内外、国外の方々に沖縄をもっと知っていただくこと。首里城の今を知ってもらう活動でした。同時に資金造成をすること。それが、私たちができる首里城復建支援でした。
首里石鹸の一号店をここに構えたのは、ここに首里城があったから。
当蔵本店ができて丸八年。これまで、たくさんのお客様と出会うことができました。この地域と共に時を過ごし、たくさんの成長をさせて頂き、多くの可能性を手にしました。
私たちはこれからも首里城の復建を願い、沢山の方が首里の歴史や風情に心を満たされることを願って活動して参ります。10月31日という節目の日にお伝えしたくて筆を取りました。散文お許しください。
SuiSavon – 首里石鹸 – 店主
【首里城復興寄付実績】
2020年10月21日 首里城へ 150,000円寄付
2020年10月22日 沖縄県へ 250,000円寄付
2021年05月26日 首里城へ 415,258円寄付
2021年11月24日 沖縄県へ 691,329円寄付
2022年2月2日 首里城へ 276,069円寄付
2022年6月14日 首里城へ 448,864円寄付
2022年7月20日 沖縄県へ 448,864円寄付
2022年12月 首里城へ 425,483円寄付
2022年12月 沖縄県へ 425,482円寄付
2023年9月8日 首里城へ 654,198円寄付
2023年9月20日 沖縄県へ 654,199円寄付
2024年8月2日 沖縄県へ 501,080円寄付
2024年8月13日 首里城へ 501,080円寄付
※上記記載の「首里城」は、美ら島財団への寄付実績です。
2024年8月末までの寄付報告 総額7,270,310円