我が家のお正月は、泡盛を使ったお屠蘇をのむ習慣がありました。
幼いころは祖母に「あんた達は飲めないから、飲むふりだけしなさい」と、毎回飲むふりをするのですが、私の番がくるまでの間、朱塗りの屠蘇器に金箔で描かれた繊細なデザインを眺めるのが好きでした。
注がれた泡盛が揺れると、器の中の金色もゆらゆらと揺れるようで、子ども心に、「あの綺麗な器を早く使えるようになりたいな…」と思っておりました。
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今でも漆を使った器を手に取ると、祖母との思い出が蘇り懐かしく感じるのは、このころの記憶が色濃くのこっているからだと思います。
そして先日、実家を片付けていると、たまたまあの時の器を見つけました。
お酒を飲む人が少なくなり、中々出すこともなくなったのですが、祖母が綺麗に管理していたおかげか、記憶のままの優美さを保っており、思わず母に、「見て、懐かしくない?」と声をかけると、「あら、本当懐かしいね。」と、器をそっと持ちながら、私の知らない母の思い出を聞かせてくれました。
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こうして祖母から母へ、そして母から私へと受け継がれている器は、優美でありながらどこかやさしさのこもった輝きを持っています。
未来へと受け継がれる輝き
そんなことを想いながら大切にしまった器が、いつか私たち家族の新たな思い出と共に、登場するのが今から楽しみでなりません。
首里石鹸 伊波みか
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金は昔から幸運を引き寄せるといわれているように、煌びやかで凛と佇むその姿は、見るものを魅了し、私たちの日常に彩を添えてくれます。
沖縄では、琉球王朝時代の王家のジーファー(髪飾り)や、中国の技法を取り入れた「琉球漆器」の加飾法として金箔や金粉が用いられていました。現在では、琉球漆器が経済産業省指定の伝統的工芸品となり、お土産品としても広く親しまれるようになっています。
そんな金箔が、今では美容や健康のために使用されています。贅沢なその見た目で心を満たし、精神面からお肌にもいい影響を与えるアイテムとして注目されています。近年では、肌の保湿や弾力性アップの効果が期待できることが専門機関の研究でわかってきているようです。
(※上記は「金箔」に対する説明であり、製品に関する効能ではありません。)
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金色には幸運を引き寄せる力があるともいわれており、金箔がほぐれていく様子に心も肌も整い、華やかな空間を演出してくれます。
金沢で伝統文化を守り続ける金箔の「箔一 -HAKUICHI-」さんとの出会いから生まれた美容ジェリー。 職人さんが生み出す上質な金箔の輝きと贅沢な美容成分で、美しく豊かな日々を過ごせますように。
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