沖縄というと「青い空、青い海」「南国」…そんなリゾート地のイメージが強いかもしれませんが、実はもうひとつの顔があります。
それは「スポーツアイランド」。
サッカー、バレーボール、陸上など、さまざまなスポーツチームが合宿やキャンプで沖縄を訪れるのです。
中でも一大イベントとなるのが、2月1日から始まるプロ野球春季キャンプ。
全12球団のうち、なんと9球団が沖縄でキャンプを行います。それだけでなく、韓国のプロ野球チームまで参加するほどの規模です。
約1か月間にわたるキャンプでは、プロのプレーを間近で見ることができるだけでなく、往年のスター選手に会えることもあり、全国からファンが大勢集結。まるでお祭りのような盛り上がりを見せ、選手たちには熱い視線が注がれます。
実は私もそのひとり。大のプロ野球ファンです。
残念ながら贔屓チームは沖縄に来ませんが、守備練習にブルペンでの投球練習…どれを見ても「さすが!」と感動して大興奮。
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そんな私は、1月に入り正月が過ぎると『自称:観光大使』に早変わり。
「沖縄に来てくださる選手や観光客を迎えるなら、絶対に青空じゃなきゃ!」
「雨かぁ…このままだとキャンプを楽しめないし、グラウンドで練習できないよ」
なんて言いながら、週間天気を欠かさずチェックするのです。
なぜなら、この時期の沖縄は天気が変わりやすいから。
雨が続いて冷え込む日もあれば、汗ばむほど暖かい日が続くこともあります。
そのせいで『自称:観光大使』としては、天気が気になって仕方ありません。
ある日、沖縄では珍しく気温が15℃を下回る寒い日に、観光客の方がこう言っていました。
「やっぱり沖縄は南国だね。涼しいくらいだよ。」
また、ニュース番組のスポーツコーナーで選手が
「沖縄は暖かいから、体がよく動きます。」
と日焼けした顔でインタビューに答えている姿を見ると、なんだかほっとするのです。
やっぱり青い空、青い海、暖かい沖縄でお迎えしたい!
さぁ、今年も球春到来!
暖かい沖縄に、めんそーれ!
ライター
大城くいじなう