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Vol.26 実家みたいな店舗に

こんにちは。首里石鹸の翁長(おなが)です。

首里石鹸のラジオ番組「はじめまして、首里石鹸(FM沖縄にて毎週土曜日の朝9:30~9:55まで放送中)」に出演したスタッフに、その後の状況を色々聞いてみる座談会「またやーたい、首里石鹸」。

第26弾となる今回は、当蔵ギャラリーショップ副店長の伊保(いほ)さんをお招きしました。

それでは、2人でゆっくりと語らい合う場、「またやーたい、首里石鹸」のはじまり、はじまり~♪

翁長:
準備も整ったので始めましょうか。

伊保:
そうですね、はい。

翁長:
(カメラに向かって)わたしたち、同級生でーす(笑)

伊保:
よろしくお願いしまーす(笑)

翁長:
さっそくですが(笑)ラジオに出演してみていかがでしたか?

伊保:
始まる前はちょっと緊張してたんですけど、収録が始まってからは楽しくおしゃべりすることができました。

翁長:
伊保さん、声がとってもステキなんだよな〜。声のお仕事とかオファー来るんじゃないですか?

伊保:
ありがとうございます。あったらいいですね(笑)

翁長:
ラジオ出演、まわりから何か反響はありましたか?

伊保:
ありました!ラジオでハンドクリームのことを語ったんですけど、オンエアを聴いてくださったお客さまが「ラジオで話していたことが気になって買いに来ました」ってご来店してくださって。

翁長:
そういえば、パルコ店にもいらしてましたよ!伊保さんがホラ、「わたし、肌が弱くて悩んでいて」っていうお話しをされたじゃないですか。それを聴いたお客さまが「わたしもそうなんです」って。

伊保:
えー、そうなんだ!すごいうれしい。

翁長:
ラジオの反響がこうやって返ってくるのって、めっちゃうれしいですよね。伊保さんは、首里石鹸に入社して何年?

伊保:
4年です。

翁長:
えー、もう4年になるんだ!あっという間だなぁ。

伊保:
首里石鹸にはいろんなご縁があって入社することができました。

翁長:
伊保さん、いまは当蔵の本店に勤めていらっしゃるじゃないですか。最初はどの店舗でした?

伊保:
国際通りの松尾店ですね。あの頃から松尾店は賑やかな店舗でした。お客さまもスタッフも多くて。

翁長:
国際通りはね〜、人通りがほんとに多いから。

伊保
もう、毎日が必死で。みなさんについていくのに精一杯。そこから当蔵店に異動になりました。入社して3ヶ月くらいかな。わりと早かったですね。

翁長:
わたしたち、そこで出会ったんですよね。わたし、その頃、当蔵店の店長をやっていて。

伊保:
そうですそうです。

翁長:
ちょうどその頃、「当蔵店は子どもが集まる店舗にしよう!」っていう方針を打ち出したんです。そのタイミングで異動してきた伊保さんにも「子どもに優しくね!」って伝えて。

伊保:
そうそう!そうでした。当蔵店の前は通学路だし、子どもたちが多いですもんね。

翁長:
みんな学校が終わったら「ただいまー!」って言いながら店舗に入ってくるよね(笑)

伊保:
そうそう(笑)わたし、最近びっくりしたことがあって。初めて会ったとき3歳だった男の子が、気づいたら小学校1年生になってました。

翁長:
当蔵店あるあるだ(笑)子どもたちの成長っぷりにビックリするっていう。

伊保:
わたしの夢は、その子が中学校の制服を着ているところを見ること(笑)

翁長:
わかるなぁ、その気持ち。いつの間にか兄弟を連れてくる子もいるもんね。いつの間に?!って(笑)子どもたちとの触れ合いが本当に多いですよね、当蔵店は。

伊保:
そういう意味でも、当蔵店はちょっと他の店舗とはちがう独特の雰囲気があると思います。だからこそ運営する難しさもあったりして。

翁長:
わたしも店長としてキャリアが浅かった頃だったから、伊保さんによく相談したなぁ。「どうやったらもっといい店舗になれるかなぁ」って。

伊保:
そうですね。その会話の流れで分かったんですよ。わたしたち同級生だ!って。

翁長:
そうそうそう。こうやって言うと、なんだか上から目線になっちゃうんだけど、伊保さんの成長っぷりが本当にすごくて。

伊保:
本当ですか?うれしい。

翁長:
当蔵店に来たばっかりの頃は、「お客さまとの会話が続かない。どうしたらいい?」ってすごく悩んでたじゃないですか。

伊保:
そうですね、はい。

翁長:
わたしも店長としてのマネジメントスキルが未熟で、なかなか伊保さんの助けになれなくて。でもいつの間にか、会話の達人になってた!

伊保:
慣れたんでしょうね、きっと(笑)

翁長:
むしろ、ずーっと会話してて困っちゃうみたいな(笑)伊保さんの魅力が本当に花開いた感じがして、あれはうれしかったなぁ。当蔵店に伊保さん在り!って感じで。

伊保:
そう言ってもらえると、素直にうれしいです。

翁長:
副店長にチャレンジしたきっかけについても聞いていいですか?

伊保:
当時の課長さんが「伊保さん自身の成長のために、チャレンジしてみない?」って言ってくださったんです。応援してくださる気持ちがうれしくて、それに応えたいなって思って。

翁長:
実際に副店長になってみると、大変なことも多かったんじゃないですか?

伊保:
やっぱり人に教えることの難しさですね。自分の頭の中にある考えを言葉にするのがとっても難しくて。相手の受け取り方と自分が伝えたかったことのギャップに悩んでいた時期もありました。

翁長:
伝え方‥わたしもぶち当たっている壁です。お互いの価値観も違うし、難しいですよね。

伊保:
今までは自分だけがちゃんとしておけばよかったですけど、マネジメントをする立場になってからは、人の成長も手助けしなくちゃいけない。いろいろ考えなきゃいけないことは多いですよね。

翁長:
世代によっても違いますよね。同じ言葉でも、響き方がぜんぜん変わっちゃったり。

伊保:
わかる!世代間のギャップは確かに感じます。

翁長:
逆に、副店長になって知った仕事の喜びとかってありますか?

伊保:
やっぱり、いっしょに働いている仲間の言葉じゃないでしょうか。「コレができるようになりました!」って、キラキラした目で伝えてくれるのが、ほんとうに嬉しくて。人の成長を見ることができるのは、副店長のやりがいかもしれません。自分のこと以上に嬉しくなっちゃう。

翁長:
ステキ。伊保さんの優しさがにじみ出てる。これから先の理想像を聞いてもいいですか?副店長としてどんな存在になりたいか、とか、もしくは店長を目指すとか。

伊保:
今、すごく周りの方々に支えられているなって感じているんです。いっしょに働く仲間もそうですし、課長さんや部長さんたちからもすごく手助けしてもらっていて。その感謝の気持ちを、周りに返していきたいなって思っています。恩送りっていうか。

翁長:
すごいステキ。伊保さんだったら、もっともっとステキな副店長になれると思います。当蔵店って、首里石鹸の「本店」じゃないですか。そういうところのプレッシャーみたいなのってありますか?

伊保:
そうですね。最初はやっぱり「本店」って言葉に捉われて、「ちゃんとしなきゃ!」って肩に力が入ってた時期もあったんですけど、でもそういう心持ちだと、お客さまがリラックスできない気がしたんです。お客さまも、いっしょに働く仲間も心地よくいられるように、「実家みたいな、気軽に立ち寄れる店舗にしよう」って思いながら働いています。

翁長:
めっちゃステキ。アドバイザー全員に働いてほしいなぁ、当蔵店。

伊保:
子どもたちの笑い声が聞こえてくるって、すごく良いですよね。あの雰囲気をぜひ感じてほしい。

翁長:
ほんとそうですね。いやぁ、あっという間に時間がきちゃった。伊保さん、今日は久しぶりにたくさんお話ができて楽しかった!

伊保:
わたしもとっても楽しかったです!

翁長:
またゆんたくしましょうね。伊保さん、今日はありがとうございました!

伊保:
こちらの方こそありがとうございました!

それでは、伊保さん。またやーたい!