Blog

Vol.27 雰囲気づくりの達人

こんにちは。首里石鹸の翁長(おなが)です。

首里石鹸のラジオ番組「はじめまして、首里石鹸(FM沖縄にて毎週土曜日の朝9:30~9:55まで放送中)」に出演したスタッフに、その後の状況を色々聞いてみる座談会「またやーたい、首里石鹸」。

第27弾となる今回は、平和通りギャラリーショップ副店長(※現在京都寺町ギャラリーショップアドバイザー)の久場(くば)さんをお招きしました。

それでは、2人でゆっくりと語らい合う場、「またやーたい、首里石鹸」のはじまり、はじまり~♪

翁長:
久場さん、どうぞよろしくお願いします!

久場:
よろしくお願いします。今日のインタビュー、うまく答えられるかな‥。

翁長:
大丈夫です!いつも通りの感じでゆんたくしましょう!

久場:
はー、緊張する。

翁長:
ラジオに出演したときのことを聞いてもいいですか?

久場:
ラジオもめちゃくちゃ緊張しました!出番を待ってる間、ずっと「泣きそう」って言ってたし。

翁長:
えー!そんなに緊張してたんですか!?

久場:
ダメなんですよね‥ああいう場所がどうにも‥。

翁長:
そこまで緊張してたようには見えなかったですけど。まわりから何か反響はありましたか?

久場:
ラジオを聴いた友だちから「声が高いね」って(笑)

翁長:
そこ!?久場さん、しゃべり方にも特徴があるから、すぐ分かりそう。「これ久場さんじゃない?」って。

久場:
そうですね。友だちにもすぐバレてたみたいです(笑)

翁長:
せっかく特徴のある声をしてるんだから、ラジオ番組のパーソナリティとか、ね。

久場:
んー、絶対やらない(笑)

翁長:
ですよね(笑)そんな久場さんですが、首里石鹸に入社して何年目になりますか?

久場:
もう6年目になります。長いですね。首里の当蔵店以外、全部の店舗で働きました。

翁長:
当蔵店で働いたら県内の店舗、コンプリートだ!

久場:
そうですね。いまは平和通りの店舗で働いてます。

翁長:
国際通りのエリアって、いくつか店舗あるじゃないですか。特徴って何かありますか?

久場:
やっぱり明るいですよね。人通りも多いし、周りにもおみやげ屋さんが多いので。

翁長:
あのエリアは賑やかですもんね〜。

久場:
でも店舗の特徴って、地域でどうこうというより、店長によって変わると思ってます。店長の色が店舗に反映されるっていうか。

翁長:
おもしろーい!

久場:
久茂地店は仲村渠さんが店長だから、アドバイザーの人たちもみんな落ち着いてますよね。でも、その中に明るさもあってすごいなと思いますし。

翁長:
あぁ確かに。店長によって店舗の雰囲気ってガラッと変わるかも。

久場:
お客さまからも言われますよ。「別の店舗にも行ったけど、おなじ首里石鹸とは思えない」って(笑)

翁長:
そんなに違うんだ!わたしはパルコ店に勤めていて、地元のお客さまがメインなんです。だから接客もどちらかというと時間をかけて丁寧にコミュニケーションをとるスタイルで。でも国際通りはちがいますよね。みなさん足早にいろんなお店を回ってらっしゃるから。

久場:
確かにちがいますね。短い時間でどうやって心をつかむかが大切な気がします。でも、どんな店舗で働くにしても大切にしていることがあって。

翁長:
ぜひ、教えてください!

久場:
「世間話」ですね。ラフな会話を大切にしています。お店が混んでいたりすると、やっぱりイライラさせちゃうこともあるじゃないですか。お客さまの気持ちを下げないためにも世間話で気軽におしゃべりするっていうことを、どの店舗でも大切にしています。

翁長:
久場さん、さっきラジオ出演で緊張したって言ってたじゃないですか。お客さまとお話しするときに緊張は・・?

久場:
まったくしません(笑)お客さまとの会話は別物です(笑)

翁長:
複数接客(※)のコツも聞いてもいいですか?国際通りの店舗は特に、たくさんのお客さまが同時にいらっしゃるじゃないですか。
(※)同時に複数のお客さまを対応して、満足度を下げないようにするための接客

久場:
複数接客のコツは、みんなを巻き込むことです。

翁長:
みんな?みんなっていうのはお客さまも?

久場:
そうです。せまい店舗だと特に、特定のお客さまだけを接客すると、ほかのお客さまがほったらかされてる感じになるじゃないですか。

翁長:
あー、わかります。

久場:
だから例えば、水場体験でマリンクレイ洗顔石鹸を試していただくときは、お客さま全員でやるんです。

翁長:
お客さま全員で!」

久場:
そしたら、お客さま同士が仲良くなったりするんですよね。

翁長:
水場体験が交流の場になるんですね!

久場:
そうです、まさにその感じ。せまい店舗だとその場の盛り上がりがとっても大切っていうか。その接客スキルって、簡単なようで難しいんですけど。

翁長:
それをどうやって若いアドバイザーに教えてるんですか?

久場:
教えられないです(笑)見て学んで、って感じで。

翁長:
職人!

久場:
雰囲気作りって、言葉で説明できるものじゃないんですよね。何度もトライして失敗しながらつかんでいくものなんです。そのトライアンドエラーは、言葉で説明できるものじゃないから。

翁長:
うわー、わたし、久場道場に入ってみたい。

久場:
大切なことは、お客さまを自分に引きつける感覚です。いつの間にかお客さま同士の輪ができてる、みたいな。

翁長:
ちょっともう久場さんならではの感性だ。参考にしたいな、久場さんの接客。

久場:
なんか偉そうに話してますけど、そんな大したことではないです。要は、楽しく接客しようってことですね。

翁長:
ちなみにコロナ禍が明けてから、国際通りの雰囲気って変わりましたか?

久場:
コロナが収束してから、いろいろな地域からの外国人のお客さまが増えている気がしています。コロナ前は中国の方が多かったんですけど、いまは韓国とか欧米からのお客さまも増えているなぁって感じがします。アドバイザーに求められる接客の幅も広くなってますよ。ポップも多言語になってますし。これまでは中国語のやつがあればオッケーだったのに。

翁長:
うわぁ。それは大変だ。アドバイザーとしてすごく鍛えられる環境ですね。久場さんが副店長になったタイミングっていつですか?

久場:
入社して2年‥3年は経ってなかったと思います。いろんな店舗を回る中で、なぜか自然に責任者みたいなポジションに立つことが多くて。その流れで自然に、いつの間にか‥って感じです。

翁長:
頼りになるからなぁ、久場さんは。

久場:
マネジメントは苦手な方なんですけどね‥。まわりをサポートするのは好きなんですけど。今は、ちょっと自分自身のやりたいこととかもあって、役職を外してもらうことにしました。

翁長:
わたしと同じパターンだ。そういう柔軟な対応してくれるのは、首里石鹸のいいところですよね。

久場:
そうなんです。だからモチベーションも下がらないっていうか。わたし、これから京都の店舗に異動になるんですけど、「その店舗で販売記録を塗り替えます!」って宣言しちゃいました(笑)

翁長:
役職おりたのに、このバイタリティ(笑)みんなが久場さんを信頼する理由がわかります。

久場:
役職があってもなくても仕事でやることは大きくは変わらないですよ。京都店での販売記録、見ていてくださいね。

翁長:
すごい宣言(笑)

久場:
自分にハッパをかけてるんです。言わないと実現できないから。

翁長:
すごいなぁ。ちなみに2025年の久場さんの目標は?

久場:
んー、やっぱり京都店の売り上げ記録を塗り替えることかな。

翁長:
決意がすごい!向こうに行ってもぜったい頼られるじゃないですか。

久場:
やるからには最高のチャレンジをしないと。

翁長:
久場さんから学ぶこと、ほんとにたくさんあるなぁ。今日はゆんたくできて本当によかったです。

久場:
わたしもいつの間にか緊張が解けてました(笑)

翁長:
ぜひ京都に行っても久場さんらしさ全開で頑張ってください!またおしゃべりしましょう!

久場:
はい。今日はとっても楽しかったです。ありがとうございました!

それでは、久場さん。またやーたい!