誰に似たのか、息子はパリピだ。
花火や音楽やおまつりなどにぎやかな場所が好きで、ぴかぴか光るものが好きだ。
恐竜や車にはあまり興味を示さず、エイサーやきいやま商店に俄然あがる。すっかり沖縄の陽キャである。そして夜は寝ない。夜こそテンションが高い。
どうせ寝ないし、パリピなのだ。昨日Instagramで見つけた中城城跡のナイトウォークイベントに連れて行こうと決めた。寝ない時間にイライラするより、みんなで楽しんだ方が絶対いい。

せっかくなので、昼の中城城跡にも行くことにした。
息子とお城に行くのは初めてだったが、広くて階段があって石が落ちていて虫がいれば、子どもは楽しいらしい。終始走りまわったり石で遊んだり、虫を追いかけたりしてご機嫌だった。

大人もいい運動になるし、お城いいねと夫婦で話しながら時間をつぶし、お待ちかねのナイトウォークへ。

ライトアップはもちろんのこと、真っ暗な入り口地点から思いがけず夜風がきもちよく、星空もきれいでうっとりした。自然も不自然も美しいとは、なんて贅沢なイベントだろう。

城壁を画面にして映し出されるプロジェクションマッピングはとてもきれいで華やかでパリピだった。息子は終始、うれしそうに奇声を発して走りまわった。


その日息子は帰宅してすぐに寝てくれて、ハッピーに1日が終わったが、翌日発熱した。2歳児には刺激が強すぎたのかもしれない。
そして後日、不思議なことに熱が下がった後もなぜか早く寝るようになった。お城のエネルギーが息子を健全に導いたんだろうか。あんなに迷惑だった夜中のハイテンションがぱたっとなくなり、うれしいようなさみしいような。
ライター
三好優実