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首里散歩 Vol.69 夢の入り口 2020年10月30日

少し前に、いきなり冬が来たかと感じる寒い数日がありましたが、
「厚手の洋服がない!」と焦っているうちに、
また、時々蒸し暑い、爽やかな秋の気候に戻っている沖縄です。

10月の初めは、何かと行事も多く、
家でも誕生日や記念日が続いてあって、毎年大忙しです!
特に今年は、結婚15周年の水晶婚式ということで、
急遽、会社の保養所に一泊することになりました。

行ってみると、保養所はリゾートホテルの一室で、
植物の生茂る吹き抜けと、広々とした外国のような廊下を見て、
学生の頃、友達とここに泊まった記憶が蘇りました!

勝手に山のコテージのような保養所を想像していたので、
沖縄旅行に来た魔法にかけられたような気持ちになりました。

沖縄に生活して初めて気づく街並みや文化もあり、
その上で思い返す過去の記憶は、まるで夢の入り口に立ったような気分にさせてくれます!

覚えのある間取りの部屋で、家族水いらずでいい時間を過ごしていると、
窓の外の夕陽が、海と空の色を、刻々と変えていきました。

何度も主人とベランダに出ては、いつもとは違う景色に感動したり、
写真を撮ったり、写真を撮っているお互いを撮ったり、、、
テレビに夢中な息子とは温度の違う自分たちを楽しみました!

陽が落ちると、9年前に家族で旅行に来た時に行った、思い出の焼肉店に行きました。
アニバーサリーコースを満足そうに食べる息子を見て、
当時の夢の入り口を思い出しながら、
変わらない美味しさのお肉をお腹いっぱいに楽しみました。

ライター
首里石鹸 白鳥恵子