梅雨の晴れ間。透き通った空気を感じられるある日、まだあどけなさが残る中学生の女の子が、嬉しそうな足取りでご来店されました。

話を聞くと、県外から家族旅行で沖縄へ遊びに来られたそうで、今は1人時間をもらい首里石鹸にご来店いただけたとのこと。
「前からずっと気になっていて、スキンケアを始めるなら絶対に首里石鹸を使ってみたいと思っていたんです！」とはじけるような笑顔を見せてくださいました。

お客様の『はじめて』に携われるなんて ！と、嬉しい反面、背筋が伸びるのを感じます。
まずは、お肌の基礎となる洗顔アイテムをご紹介。実際に泡を触っていただくと、「えっ？えっ？すごいっ！！もちもちで気持ちいい！」と、キラキラと目を輝かせ泡に夢中。次に、エッセンスハンドクリームをお試しいただくと、じゅわっと溢れる美容液にくぎ付け。商品をお試しするたびに、色々な表情を見せてくださり、自然と頬が緩みました。

そこで思い切って、洗顔とハンドクリームのセットをご案内すると、「実は、このためにお金貯めてきたんです！だから､､､このセットでお願いします！」と嬉しそうに返していただきました。

帰り際、「使うの楽しみだなぁ・・♪」と小さくつぶやき、笑いながら退店される姿に癒やされながら、姿が見えなくなるまでお見送りしました。

ご旅行中の貴重な時間で首里石鹸に足を運んでいただけたこと、大切な「はじめてのスキンケア」デビューのお手伝いが出来たこと、そしてなにより、お客様の笑顔に寄り添えたことに、改めて接客の大切さと嬉しさを感じられた瞬間でした。

これからも「ためになる。をする」を軸に、一人でも多くの笑顔を増やしていきたいと思います。

首里石鹸　宇根あやね