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首里散歩 Vol.373 この笑顔と、海で会いたい

「将来はサッカー選手になるかな」

姪っ子がサッカーボールを叩いて遊んでいる動画が、東京にいる母から送られてきた。

そのボールは、半年前、姪っ子が生まれたときにプレゼントしたものだった。

ふわふわの素材で、転がっても危なくない、はじめてのボール。

“いつか、公園で一緒に遊びたい。”

そう思って選んだのを思い出す。

そんな動画を見て、嬉しくなったのと同時に、ふと、自分の中で変化があったことにも気づいた。

姪っ子と一緒に遊ぶイメージが『公園』から『海』の風景にかわっている―。

波の音
太陽で熱くなった砂を踏む感触

ビーチサッカーを始めてから、『海』はもう、わたしにとっての日常から切り離せない存在になっているからだろう。

毎日練習で足を運ぶビーチの遊泳区域は土日になると多くの人たちで賑わう。

これまであまり意識することはなかったけど、姪っ子が生まれてからは、ビーチで遊ぶ子供達がどうやって遊んでいるのかが目に留まるようになっ

「浮き輪は可愛いやつだと喜ぶだろうな」
「ビーチバレーボールもあったら一緒に遊べるな」
「砂場遊びのおもちゃも楽しそうだな」

姪っ子が住む場所には海がない。なので、海で一緒に遊べたら、きっと最高の思い出になるはずだ!

そう思い立ち、
「いつ沖縄来るの?」と、兄に尋ねると
「飛行機乗れるようになってからだよ」
と、呆れられた。

・・・

数日後、またまた母からスイカ柄の服を来てニコニコ笑ってる姪っ子の写真が送られてきた。

おばあちゃん(わたしの母)もわたし以上に孫の誕生に浮かれている様子だ(笑)

今年の夏は叶わなそうだが、海を感じる暮らしのなかで
この楽しさを、いつか姪っ子と一緒に味わえたらいいなと思う。

そして、いつか来るであろうその日をたのしみにしつつ、日々の練習に励みたいと思う。

首里石鹸 佐藤 りょうすけ