朝早くに起きると気持ちがいいし、
その行き先が緑あふれる場所なら、もっと気持ちがいい。
「早起きして畑に行く」とはわたしにとってとてもよい朝の過ごし方で、その日わたしは息子を連れて南城市の畑へ、キャベツの収穫に行ってきた。

さすが南城市。太陽の日差しをたっぷり浴びたキャベツはとても立派でぴかぴかで、顔を近づけるとしっかり香り、いかにもおいしそうだった。

畑の主が「どのキャベツを採ってもいいですよ」と言ってくれたので、息子にほしいキャベツを選ばせることに。ちゃんと選びたい気持ちがあるのか、息子はひとつひとつを見つめ、「これかな~?これかな?」と、しっかりと吟味する。

「これにする」の言葉を合図に、キャベツ狩りを開始!
息子に鎌はまだ危ないため、まわりの葉っぱを抑える係を任命。「こう?」と聞きながら一生懸命役割をこなす息子がかわいい。


その後も好みのキャベツを3玉ほど選び、狩り、水で汚れを洗い流す。

さらに畑に植わっている小さいナスやにんじんを採らせてもらい、畑体験を存分に楽しんだ。

畑体験を楽しんだ後は、白瓦屋根の古民家の縁側でくつろぐ。

なんていい日。
こんな1日はとってもスペシャルで貴重で、ありがたい。だけど本当は、こうやって畑をして縁側で過ごすのが日常、という人生も選べたはず。わたしは自分で選んで、自然の暮らしとはかけ離れた生活をしているのだと改めて思った。

それにしても、わたしは南城市に行くたびに「ここに住みたい」と思っている。思い続けている。
いつか実現するかもしれない南城市暮らしを思いながら、那覇のマンションに帰り、でっぷりとした立派なキャベツをザクザクと切りはじめた。
ライター
三好優実