今年も、もう1ヵ月が経とうとしています。
例年に比べ、静かな年末年始を過ごしましたが、
その分ゆっくり、こころも身体も休ませることができました。

遠出をしたり、特別なことはしませんでしたが
ぬくぬくと、あたたかい部屋着を着て大好きなお笑い番組を見たり、
いつもより少し奮発したご飯を食べたりと、私なりに充実した日を過ごせました。

実家では、年越しそばの代わりに大好きな沖縄そばを。
年末に「年越し沖縄そば」を食べるのは定番で、
スーパーへ寄ると沖縄そばの麺が売り切れていることもあります。

そんな休日を過ごし、いよいよ仕事始め。
今年に入っても、仕事、プライベート、どちらも特に変わりなく過ごしている感覚ですが、
いつも近くにある風景や、見えているものが特別きれいだと感じたり、感動したり、
今までよりもずっとこころに沁みます。

2年前、3年前の写真を見返しても同じような景色が携帯に収められていますが、
制限のある生活のなかだからこそ、造られたものではなく
自然のものに、より感動することが増えたように感じます。

緑が濃く、一段と空が青くて、
寒くて足早の帰り道でも、天気のいい日の夜は月が明るくきれいで
思わず足を止めて見上げます。

その時の感情が、携帯の画面から伝わります。

今年も忙しく過ごす日々のなか、そんな感情に気付ける、そんな感情を抱ける自分でいられるよう過ごしていきたいと思います。

ライター
首里石鹸　玉城悠以奈