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首里散歩 Vol.31 太陽ティーダと海風ウミカジと兄弟チョーデー 2020年3月18日

20度を少し超える気温はこちらでは少し肌寒く感じますが、
夕方まで明るい日差しが楽しめるようになり、
徐々に太陽ティーダの存在が大きく感じるようになった沖縄です。

一昨日から学校の一斉休校が解除になり、
急に春の日常が戻ってきました!
開催が危ぶまれた卒業式や年度末のお別れの準備も、
いつもよりも感慨深く取り掛かっています!

休校期間は不要不急の外出は控えて、
実家との行き来ばかりしていましたが、
数日おきの買物で、なぜか度々PTA仲間に会い、とても温かい気持ちになりました。
大きく手を振って、しばらくすると近寄ってきてくれる笑顔がありがたかったです。

最近慣れてきましたが、
沖縄では、打ち解けると下の名前で呼び合うことが多いです。
最初は少し恥ずかしかったのですが、
同窓生や先輩後輩も多い中で、
いつの間にかその中に入れてくれたような雰囲気になり、
いつしか一体感が生まれてきました。

ウチナーグチのことわざ
「行逢ば兄弟ー(いちゃりばちょーでー)何(ぬー)隔てぃぬあが」は
「出会えば、兄弟のようなものだ、何の隔てがあるか」という意味ですが、
まさにそんな雰囲気です!

非日常の生活は、そんな日頃の環境のありがたさを色々気づかせてくれます。

お世話になった会長に贈るやちむんカップを買いに行き、
ふと見上げると澄んだ色の夕焼けが心に染み入りました。

休みの間も心の支えとなり、
すっかりお馴染みとなった海辺の猫たち。
今日も海風ウミカジに吹かれながら、
いい表情を見せてくれます。

可愛い兄弟チョーデーに囲まれて、春を、太陽を、海風を、楽しもうと思います!



ライター
首里石鹸 白鳥恵子