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首里散歩 Vol.118 笑顔の余韻 2022年3月3日

夏が来た?と思うような午前の陽を燦々と浴びて、今日は忙しなく家を出ました!

母が股関節の手術を受け、術後の説明を受けに向かったのですが、外とは一転して、柔らかな光の差し込む高度治療室に案内されて、そっと覗き込むと、意外にも穏やかな笑顔の母がいました。
「ずっと起きているようなつもりだったのに、もう手術が終わっているんですってね!ここはどこ?もうお部屋に戻ってるの?」と軽やかな語り口で、今にも起き上がってしまいそうでした。

看護師さんや医療スタッフさんが、親しみを込めて笑顔で話しかけて下さり、 慣れない場所が苦手なはずの母も、緊張していた私もリラックスできて、 心を込めてお礼を伝えてきました。

両親のマンションに荷物を置きに寄ると、玄関先のビンロウの木の実が、鮮やかな色に変化しているのが目に留まりました。
その向こうに、お馴染みのサングラス姿の管理人さんが立っていました。
ご挨拶のついでに、いつもゆんたく(おしゃべり)モードに入ってしまうお相手で、話は尽きません!

母の報告をすると、管理人さんの健康の秘訣のボーリング話から、「無理しちゃだめ、浮遊って言うの?楽に楽しめるようにやるのが一番いいよ!」「勉強でもそうよ、わからなかったら休むといい!」と。
日々の生活を楽しんでいるのが、サングラスとマスクをつけても、満面の笑みが溢れる表情から伝わってきました。

住人の方でも話しかけても挨拶もせず、外国の方かと思う人もいるという話の後、「あれ?時間大丈夫?」と言われて慌てて立ち去る別れ際に、「僕は本当は外国語しか話せないからね」と笑う管理人さんに「あら…偶然ですね!私も外国語しか話せないんですよ。今まで私たち外国語で話してたんですね」と即座に切り返した私。
うふふと笑い合った余韻が、今も続いています。

ライター
首里石鹸 白鳥恵子

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