Blog

首里散歩 Vol.120 塩に守られている 2022年3月22日

三連休の日焼けの余韻が、ほんのりと温かい温度で残っている休み明けの朝です。

急に、強い雨音にびっくりして、窓辺で地面から跳ね上がる雨をしばらく見ていました。
雨の中、学校に傘を届けないといけないかな?という心配をよそに、しばらくすると、急に明るくなり、今度は日が差してきました!

そろそろ、水を流すだけの洗車でも、行かないといけないかな。
目の前に海があるこの地域では、海風に塩分があるので、特に雨の後は、塩害対策のために、車やベランダ、玄関などを水で流さなくてはいけません。
気をつけていても、サビたり、塗装がはげてきたりして、少しの年月の経過でも、時間は必ず過ぎているんだということが、目に入ってきます。

今は当たり前になりましたが、東京にいた時に、携帯電話のアンテナの生産管理に携わっていたことがあり、海辺の地域だけ、塩に強い素材の種類だった意味を、毎日実感しています。

塩は植物も枯らしてしまうので、海辺の風景は、朽ちていくものと力強い命の息吹きの両方が見られることが多く、その時間を感じさせる対比は、命あるものを愛おしく感じさせてくれるのです。

また、沖縄では、災いから守ってくれると言われている塩が、こんなにも生活に常に寄り添って見守っていてくれるんだと思うと、もともと好きだった風景も、さらに趣深く感じるのでした。

ライター
首里石鹸 白鳥恵子

4月マンスリーキャンペーン

春の特別セット販売!

“春”は新しい出会いや新しいことにチャレンジする機会が増える季節。出会いの場面で、明るく笑顔でいられるためにも「スキンケア」は大切なこと。
新しい季節に向けて、皆さまを沖縄の香りと優しさで応援出来たらと思い特別セットをご用意いたしました。
沖縄がギュッと詰まったセットを、この機会にぜひお買い求めください!
■販売期間:2022年4月1日(金)~4月30日(土)