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首里散歩 Vol.136 沖縄のかわいいもの 2022年7月2日

先日、とあるポップアップイベントで文具を買った。

一目惚れだった。

というか沖縄に住み始めてからというもの、文具だけじゃなく琉球ガラスや、やちむん(焼き物)など、このまちで暮らす人の手しごとに惹かれっぱなし。とにかく沖縄を見つめる作家さんの視点が好きすぎてたまらず、気付けば私はとても惚れっぽい人間になっていた。

たとえばこちらのメモ帳とポチ袋。

写真上部の説明書にあるとおり、ひとつひとつの商品にほどこされた絵柄はすべて、ゴーヤーチャンプルーやラフテー、にんじんシリシリなど、沖縄の食文化にちなんだもの!なんてかわいく、なんて素敵な発想だろう。

そういえば文具や器だけじゃなく、ポストカードを買うこともかなり増えている。

きっと素敵なお店で買い物をするとき、気分の高まりにつられて買っているのだ。気付けば無意識に惹かれたらしいポストカードたちが、こんもりと溜まっている。

何枚あるんだろう…。

沖縄は海や花々、独特の気候など、ひと目でわかる魅力があふれる地だ。そんな地でさらに、新しい魅力に気付き、惹かれ、表現する人がいる。それを見て私たちはまた、沖縄の新しい魅力に触れることができる。そのなんと素敵なことだろう。
沖縄の魅力は、きっとこれからも増えていく。なんたって、素敵さを発掘する人がたくさんいるのだから。

そして私はかわいい沖縄を見つけるたびに、何度も財布の紐が緩んでしまうのだろう。そんな風にこれからも、沖縄のかわいいものに惚れっぽく、暮らし続けたいなと思っている。

ライター
首里石鹸 三好優実