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首里散歩 Vol.41 夏の扉  2020年6月18日

日差しが、日増しに強くなっている沖縄です!
夏の始まりのこの時期は、
梅雨の間に蓄えた湿気を肌で感じながら、
植物の香りをじっくり楽しむことができます。

少し外を歩くと、
日陰から日向に出る度に、鮮やかな色彩が目に入り、
夏の扉を開けているような感覚になります!

その中でも、一際目につくのは、やはり『赤』の色です。

沖縄県のホームページで紹介されている、
沖縄のシンボルである県章と県花のデイゴの花も『赤』、
首里城の屋根を彩っていた琉球赤瓦も、力強く記憶に残っていますが、
何気なく通りすぎる街並みにも、『赤』の色に心が騒ぐことが多い気がします!
こちらはこの時期よく見られる鳳凰木です。

目の前のバッタも、沖縄の『赤』に魅了されているのでしょうか。

また、生茂る緑の中で、あちらこちらで見かける、南国ならではの植物の実は、
沖縄の大地の力を感じさせてくれる気がします。

歩みを進めていく度に、
まるでこちらに話しかけてきているような、
愛嬌さえ感じる可愛らしさがあります!

これから、長い長い夏の間、
次々と開けていく夏の扉を、
とても待ち遠しく感じています。

ライター
首里石鹸 白鳥恵子