Vol.205 昔ながらの、自然美容 | ブログ SuiSavon -首里石鹸-

小さいころからおしゃれに興味津々だった妹が、顔を洗う祖母を見て
「おばぁ～、昔も石鹸であらってたの～？」と問いかける。

顔を洗い終わり、タオルに手をのばしながら、
「昔はみんな、泥を顔にぬったり、髪を洗ったりしてたさ～。」
「籠を頭にのせて、市場に泥を売りにくる売り子さんがいたんだよ。」と答える。

祖母の答えに、姉妹で顔を見合わせ、「おばぁ～！泥で洗ったら、もっと汚れるさ～！」と、笑いあったのがもう20年以上前だとは…

今では、泥が “ 肌 ” や “ 髪 ” に良いという事が知られるようになり、
「クレイシャンプー」や「泥パック」など、泥を使った商品が多く販売されるようになっている。

そんな数ある泥の中から、「沖縄のクチャ」にこだわって作っている「ホワイトマリンクレイ洗顔石鹸」の魅力を、いくつかご紹介させていただきます。

沖縄でしか採れない「クチャ」とは？

「クチャ」とは沖縄の方言で「泥」のことです。
長い時間をかけて沖縄の海に堆積した粘土状の土は、カルシウムやミネラルなどを豊富に含んでおり、肌のくすみを明るくすると同時に、美白効果もあります。また、粒子が細かく、汚れの吸着性に優れているため、毛穴の黒ずみや肌の角質除去に効果的なんです。そのため、首里石鹸の洗顔には「クチャ」が使われているんです。

～クチャパックのご紹介～
首里石鹸のホワイトマリンクレイ洗顔石鹸は、「泡立て洗顔」と「泥パック」の2パターンでご利用いただけます。本日は、お出かけ前日には必ず行うマイルーティン『泥パック』の方法をご紹介いたします！

① 適量（※目安は小指の第一関節よりちょっと多いくらいの量）をとり、目の周りを開けて、優しくお顔で伸び広めてください。
※少なすぎると、お肌に摩擦が起きてしまうため、足りない場合は追加してください。
② 目の周りを避けて隙間なく塗れましたら、そのまま1～2分置いてください。
③ 水またはぬるま湯で泡立てながら優しく洗い流してください。
④ お持ちの化粧水や美容液でスキンケアを行ってください。

昔ながらの、自然美容

沖縄では琉球王朝時代から、クチャを乾燥させて洗髪粉として使用したり、そのまま顔に塗りパックをしたりと、女性たちの美容にはかかせないものだったそうです。さらには「クチャ」には微電流作用があり、血行や代謝を促進するため、顔などの筋肉のコリをほぐす効果もあるのだとか。優しく洗顔して、同時にお顔の疲れもとれるのは嬉しいですよね。

普段のお手入れで、違いを実感できる

ホワイトマリンクレイ洗顔石鹸を初めて泡立てたとき、お風呂場いっぱいに広がった香りに、思わず目を閉じて深く深呼吸をしました。さらに、きめ細かいのにモチモチという泡にぱふっと顔を埋めた時の肌触りにうっとり。お風呂上りのいつものスキンケアも、ぐんぐん浸透し、内側から潤って明るい肌とはこのことなのかと感動しました。これをきっかけに、今まであまり気にしていなかった「洗顔」がとても大事なんだと考え直す良い体験となりました。