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首里散歩 Vol.70 沖縄の太陽と空と海 2020年11月4日

先日、母とふたり、お互いの誕生日祝いも兼ねて
ランチを食べに、そしてドライブへと出掛けました。

何か月ぶりだろう?
南部へと車を走らせる中、ゆんたくが止まらない。
レストランに着いても、止まらない。

母とは、まるで地元の友人と会ったときのような感覚と同じで
とにかく話が止まりません。

わたしが幼いころの記憶に残っている話をすると、
「よくそんなこと覚えてるね!」と、母はあまりピンときていない話でも大盛り上がり。
なんとなーく、今まで話してこなかったようなことでも
今では、すんなりと話せるようになり、母も笑いにかえてくれたり。

そんな母が未だに心配していることは、
結婚をしたわたしが、ちゃんと家のこと、そして自分のことは出来ているのか…。

実家で暮らしていたときは、いい大人なのに、母に任せっきりということが多かったので
お嫁にいくと決まったときには、とても心配をしていました。

「ちゃんと花嫁修業しないと!」と、何度も口酸っぱく言われていたものです。

そう心配をかけてはいたものの、母からは意外な言葉も。
「今考えると、お兄ちゃんとあなたには、学生時代の遊びたい盛りのときでも、
申し訳ないぐらい親孝行してもらったね。」と。

今では、自分の生活が中心となっていますが、
学生時代や結婚前までは、母を喜ばすために、母の力になるためにと
それが糧になって、何事も頑張れていたときもありました。

もちろん、今もこれからも、母が喜んでくれる、元気でいてくれるように過ごしていきたいと
母と会って、母の笑顔を見て思いました。

沖縄の太陽のように明るい母と会うと、こころがふわっと軽くなり
たわいもない会話でも、息抜きとなって、やっぱり母という存在は偉大だと感じさせられます。

母とゆんたくをし、太陽を浴び、きれいな海、空、お花を眺め、
こころも身体もすっきりリフレッシュできた一日でした。

ライター
首里石鹸 玉城悠以奈