Blog

首里散歩 Vol.427 イチゴ狩りで春を待つ

身の引き締まるような寒さは味わったことはない。

でも、今年の沖縄は例年になく寒いお正月。「今年も元気に楽しむぞー」と誓いを立てたのはいいけれど、愛犬との初海水浴はちょっとお預け。

気を取り直して2月は何を楽しもうか…美味しいフルーツを味わう!どう?

沖縄といえば南国フルーツを連想するはず。

しかし、「えっ?このフルーツが沖縄で?」と驚いてしまうのが『イチゴ』。今では沖縄でもいろいろな地域で、1月頃から『イチゴ狩り』を楽しむことができる。マンゴーやパイナップルといった南国フルーツではなく、『イチゴ』の食べ放題だ。

早速、沖縄本島北部に位置する宜野座村のイチゴ農園の『食べ放題』に出かけた。外は冷たい風が吹いていても、イチゴのビーニールハウスの中に入ると暖かいのがありがたい。

それだけではなく、ハウスの中には真っ赤なイチゴがたわわに実って垂れさがり、ハウスの奥まで続いている。

スタッフの事前説明もあまり耳に入らず、

「どの列から食べていこう…」

と自分だけの作戦会議をしていると、スタッフの方から、

「列で品種が違いますので、どうぞ食べ比べをお楽しみください。それではどうぞ。」

なんと、イチゴの品種がいくつもあるなんて!後で話を聞いてみると、他の農園も別の品種を育てているということで、農園巡りもおすすめされた。

スタッフの合図の声が私には、「位置について、よーい、ドン!」というピストルの音に聞こえたような…

いざ、イチゴの中に飛び込んでいき食べていくと、時間内に目標にしていた個数には到底届かない。イチゴでお腹いっぱいという贅沢の極み。甘くてジューシーで、なにより香りがいい。

イチゴを食べ満足したら、次はイチゴの花を鑑賞して楽しむ。イチゴのかわいらしい白い花が生き生きと咲き誇っている。

南国の沖縄で香り豊かなイチゴ。春がそこまで来ていることを知らせてくれた、そんなイチゴ狩りだった。

ライター
大城くいじなう