Blog

首里散歩 Vol.449 お母さんの置き手紙と空手の練習

うちの家は共働きで小学校から帰ってきて、こどもだけでおうちで過ごす時間があった。

そんな日はいつもお母さんがやることリストの置き手紙をしてくれた。

私はその項目のひとつひとつを上からこなしていき横一線に消していくのが好きで、母の策略にまんまとハマってお手伝いやら宿題やらを済ませていた。
 

宿題、国語の音読3回、ピアノの練習に空手の形3回。あとご飯も5合炊いといてのお願い。

そう、こんなふうに。
これは母のくせで、年末年始の大掃除のリストや夏休みのお留守番での伝言などいつもリビングの机の上に残していた。

今となってスケジュール帳を付けると心が整うのはこの母のくせを受け継いでるのかもしれない。

沖縄空手を習っていた私は真面目にもおうちでもフローリングをドタバタいわせながら練習していた。
それは教室のものより固かったため、踏ん張ったり飛んだりして足裏がパチっと上手く当たると痛かった。

そんなことを思い返していると
ふとクローゼットの上のダンボールに気がついた。
それは母が実家の断捨離をしていた時、私に必要かと聞いて送ってくれた当時の空手着。

もう何年も経っているが、体の大きさはさほど変わってないから今でも着ることができる。
(高校生くらいまでつづけて習っていたから。)

大人になっても空手の形はそれなりのエクササイズになるからと思って送ってもらったんだった。
体を動かす趣味は生活にメリハリや思考をクリアにする。
この道着はそんなモチベーションを少し上げてくれる宝物である。

実は東京にある沖縄空手の支部にも何度か通ってみたが、なかなか続けられずにいる。

母から受け継いだ私のやることリストの中に、いつかまた空手が入るといいな。
まずはヨガからやってみようかな。


と今月のスケジュール帳の端にメモをとった。

首里石鹸 池田まお