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Vol.3 ~教えて、りなさん~心に寄り添う香り「ベルガモット」

運命的なベルガモットとの出会い

首里石鹸と私の出会いはこの香りから始まりました。
仕事と保育園のお迎えの合間に初めて訪れた当蔵本店。ゆっくり選ぶ時間もなかったので「おすすめください!」とだけ伝えると、紹介されたのが「マリンクレイ洗顔石鹸ベルガモットの香り」でした。

瑞々しい酸味と甘さがジューシーなベルガモットの香りに一瞬で虜になり「これにします!」と即決。滞在時間は5分もありませんでしたが、いい出会いにウキウキした気持ちでお店を出ました。

それから2年が経ちますが、私の好きな香り第一位は変わらずベルガモットです。

一言では表現できない香りの秘密

柑橘系というと爽やか、スッキリといった香りをイメージしませんか?ベルガモットは不思議とそれとは真逆のイメージも持ち合わせています。爽やかなのに暖かみがあって、スッキリしているのに心がホッとする。それには他の柑橘類とは異なる香りの構成が関係しているんです。

植物から抽出される精油は単一の成分ではなく複数の成分が集まり、特有の香りと作用を生み出しています。レモンやグレープフルーツは「リモネン」という成分が多くを占めていますが、ベルガモットは「リモネン」のほかに「酢酸リナリル」、「リナロール」を含んでいます。

実はこの成分、癒しの代表ラベンダー、花の王様ジャスミンと共通する成分なんです。柑橘類のさっぱり感とフローラルな甘さ、明るく軽やかなのに心を落ち着かせる鎮静作用を持つベルガモット。この多面性が魅力の秘密なんです。

今の自分を知ることができる香り

先日、ベルガモットの香りを嗅いだ娘に「どんな香り?」と聞くと「おいしそう!お腹すいたー!」と答えました。そして別の日には「お花屋さんのにおいがする~。」と同じ香りのはずなのに違う答えが返ってきました。

その時の気分によって香り方が変わることってありますよね。ベルガモットが持つ多面性は香る人の心の変化に柔軟に対応してくれます。
首里石鹸の数ある香りで迷ったら、ベルガモットの香りを選んでみてはいかがでしょうか♪

首里石鹸 大城里奈

ベルガモットの成分が配合されている商品はこちら