私は、現在の家に住む前は、ずっと那覇に住んでいました。
小学校、中学校、高校と
よく遊びに行っていたのは新都心や国際通り。
歩いて行ける距離なので歩いて行くことも。
今では同じ場所からでも、車で行くこと以外考えられませんが…
放課後、友人と学校であった、おもしろかったことや好きな人の話など、
ゆんたく(おしゃべり)しながら国際通りをぶらぶら。
今考えると、青春だなあと感じ、戻ってみたいな。とも思ったり。
もちろん大人になってからも、行く機会はあります。
お酒が飲めるようになったこと以外は、ほとんど変わっておらず
今でも同じ友人と集まり、近況報告やくだらない話、
必ずと言っていいほど、会うたびに毎回同じ話で盛り上がります。
10代のころ歩いた場所と目にした風景、
現在30代となって歩く同じ場所と目にする風景。
そして、あのころと同じ友人と歩きながら
大人になった自分たちを昔と比べては、「変わってないね!」と
おもしろがりながらも、変わらないことにホッと落ち着く瞬間が、
私にとって幸せのひとつです。
ライター
首里石鹸 玉城悠以奈