わたしは、とにかく寝ることが大好き。
昔から、休みの日の睡眠時間はとてつもなく長く、平気で12時間ほど寝てしまうときもある。
出掛けたい!という気持ちと、まだこのまま布団にくるまって眠っていたい!という気持ちとで、よく葛藤をする。
明日は絶対、午前中から出掛けるぞ!と息込んだ翌日、「いや、休みなんだからもう少しこのまま…」と、結局お昼を過ぎてしまうこともしばしば。
そこからダラダラと過ごし、そろそろ出掛けようと思ったときには夕方に近づいていて、帰宅ラッシュで渋滞にはまってしまう時間。いつもなら「今日は、もういっか。」と、出掛けるのを諦めてしまうが、今日は自宅で過ごすにはあまりにも退屈だったので、時計はすでに15時をまわっていたけど、出掛けることにした。
歩いてる人たち、車の交通量、この時間にはこの時間の景色があって、いつもとは違う角度から差す太陽の光にも新鮮さを感じる。眩しいけど、気持ちがいい。
だんだんと陽が落ちて、空がわたしの好きな色のグラデーションになる。
いつもだったら出掛けるのを諦め、今ごろテレビを観たり、携帯ばかり触ってる、そんな時間に外に出てみると、日常のなかに混ざっている何気ないことに新鮮さを感じたり、ちょっとの嬉しいや感動に出会えることに気付く。
グラデーションが変わっていくのを見つめながら、”いつもと違う時間” に出掛けてよかったと感じた今日。
ライター
首里石鹸 玉城悠以奈