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Vol.221 余白がうみだす心の安定

ふと、“整理しよう”と思い立ったのは、久しぶりに晴れ間がのぞいた土曜日の事だった。
コーヒーを飲みながらボーっと部屋を見渡すと、いつの間にか物が増えて部屋が狭くなったように感じる。

思い立ったが吉日と、わたしの中では比較的、整理しやすい洋服とコスメからとりかかる。
これはよく使ってるよね、これは最近はあまり使ってないな…等々、まずは使用頻度で振り分けていく。その後に家族や友人で、「欲しい!」「使う!」と言ってくれそうな人を想像して写真を撮りながらさらに譲るものとそうじゃない物に分けていく。

結構な数を減らし、ガラッと空いた棚やラックを眺めながら、「すっきりしたな~」と呟く。

何年か前までは、棚や箪笥にスペースがあると、何故だか“もったいない”と思っていたのだが、今は逆にその空間の余白が嬉しい。

自分のお気に入りのもの・使うものだけを残すようになると、ぱっと目に付きやすく、選びやすいことに気が付いたから。

スキンケアも“今”使うものだけにすると、自分の好みや、その時のお肌に合っているものが分かりやすく、お肌の調子も安定するようになった。

お肌の調子が悪い時、ついつい「足す」事を考えがちだったが、今はお肌の望むいい塩梅を 探りながらも、「基本を見直す」事を心がけている。それに、毎日使うものだからこそ、使うたび「やっぱりいいな。」と思える事が1番お肌にいい気がするから。

首里石鹸 中里有紀子

ここからは普段のクレンジングの際にすぐに取り入れられる、気を付けるべきポイント2点をご紹介させていただきます。

1. 温度
冬のクレンジングは、洗い流すときのお水の冷たさについつい温度を上げがちですが、熱めのお湯で洗い流すと、お肌に必要な水分や油分まで一緒に落としてしまい、お肌が乾燥する原因に。クレンジングを洗い流す際は、ぬるま湯(30~32度程度)で洗い流すとお肌に負担なく落とすことができますよ。

2. 摩擦
お肌に大敵と言われているのが「摩擦」。
どんなにお肌に優しいクレンジング剤を使っていても、ごしごしと洗ってしまっては、結局お肌が傷つく原因となってしまいます。手のひらでバームを溶かして塗り広げる際も、なるべく優しく馴染ませながら洗い流し、タオルまたは、クレンジングタオルで水気を取る際も優しくお肌に当てるなど、「擦らない・強くしない」を心がけることで、変化を実感できるかも…。ぜひ一度、実践してみてください♪ 

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