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首里散歩 Vol.200 今でも持ち続ける“ 好き ”。2023年5月21日

小さい頃の将来の夢。
セーラームーン世代のわたしは、セーラー戦士になるのが夢だった。だけど、幼心に「セーラー戦士にはなれないのかもしれない」と思ってからは、絵を描くことが好きだったので、より現実的な「画家さん」を夢見ることに。

小学校に入ると漫画を買うようになり、ノートに少女漫画を書くことが趣味になった。「漫画家になる!」と言っていた時期もあったっけ。

こんなことを思い返しているきっかけは、数日前、母から届いたメッセージ。

「押し入れを片付けしていたらこんなものが!」と、何やら写真が数枚送られてきた。

思わず「なんじゃそりゃ。」とつっこんでしまったこれ。

おおきくなったらなにになる?という質問に

「おみせやさん」?

どういうことだろう…。とにかく何かお店をやりたかったのかな?と思っていると、じわじわと思い出してきた。

この頃は、画家さんになりたいと思っていた頃。
だけど、自分の本当になりたいものを言うのが恥ずかしくて、こう答えたんだ。

そのときの光景というか、このやりとりをなんだかぼんやりと思い出した。本当に小さい頃から引っ込み思案で恥ずかしがり屋だったんだね。

それと一緒に送られてきた写真。

へぇー!色使いが素敵!と思わず自分の描いたものに感動した。

前にも、“ 色 ”が好き。と言ったことがあるけれど、本当に小さい頃から好きだったんだなぁ…。
長く変わらない“ 好き ”が自分にもあることに嬉しさが込み上げた。

あの頃の気持ちを持ち続けていると思うと、余計にキラキラと魅力的に感じる、わたしの“ 好き ”なもの。


ライター
首里石鹸 玉城悠以奈