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首里散歩 Vol.221 いつまでも

最近は仕事も忙しく、おまけに体調も崩してしまい、長らく仕事場と自宅との行き来のみで、これといった出来事はないのだけれど、、そんな毎日でも、たまに友人とメッセージのやり取りをする。

SNSで見つけたおもしろい動画のURLを送り付けるだけだったり、時事ネタを話したり、会話のラリーが長い時もあれば、向こうから連絡しといて、3通ほどで既読無視されたり。

それでもなんとも思わないのが昔からの友人。
これはお互い様であって、この感じが心地いいんです。

先日は、わたしの相談事がありメッセージを送った。
すると、「ごめん!今出先だから、帰ったらしっかり読んで返信するね!」と、友人。

その話の途中、わたしも今やらないといけないことが出来てしまった。だけど気持ちは、まだ消化不良。

そんなわたしの気持ちを察してくれた友人は、「明日は休みで何時までも起きているから、後でまた連絡していいよ!」と、すでに夜遅い時間だったにも関わらず、そんな言葉をかけてくれた。

その言葉通り、友人は起きててくれて、そこからも長く会話をした。

最初は真面目なやり取りだったのが、終盤はいつものごとく、笑いしかないノリが続き、悩み事も、すっかり悩み度が薄まっていた。

解決まではしなくとも、考え方を変えてくれたり、そんな大したことじゃないかと思わせてくれたり、笑い話にしてくれる。

最初にメッセージを送った時の気持ちと、話したあとでは全く違うこの気持ち。
そんなふうにさせてくれるのは、いつもこの子。

会って話したわけではないのに、ここ最近、ふと思い返してしまう友人との出来事。

「いつまでも今の関係でありたいなぁ。」と強く思う、わたしの心の拠り所。

ライター
首里石鹸 玉城悠以奈