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首里散歩 Vol.93 自分らしさを温める 2021年6月4日

ここ数日、梅雨が明けたような天気が続いて、太陽の眩しさに、
全てを投げ出して遊びに出かけたくなる沖縄です!
というのはあくまでも気持ちの話で…実際は連休あたりから、
両親の通院のサポート以外はずっと家にいる生活を送っています。

なかなか片付かなかった荷物を整理したり、模様替えをしたりと、
自分に向き合うことの多い毎日で、歩いて行ける海岸さえも、今は遠くに感じてしまいますが、
よく沖縄の海のことを思い浮かべています。

素足で歩くと、少し痛いけれど、風に向かって、力強く進んで行きたくなる沖縄の海。
何度となく、その力に助けられてきたように思います。

移住してからしばらくは、「毎日が沖縄旅行になる!」と、
パスカードを購入して通った美ら海水族館で、
時間を気にせずに、気持ちがいっぱいに満たされるまで、魚たちを眺めて過ごしました。

海に近い環境で、ゆったりと、伸びやかに泳ぎ回る魚たち。
その水中の波動を思い浮かべながら見続けていると、
次第に自分らしさや大切にしたいものを、温めているような感覚になったものです。

無心に見入っている息子を抱きしめながら、
「何の魚になりたい?」と聞かれては、いつも間髪を入れずに「私はマンタになりたい!」
と話しました。

外に出ると、夕陽が眩しく照り続けて、さらに、心にたくさんの栄養が注ぎこまれました。

思いっきり自然や人の中に飛び出していくことを心待ちにして、
しばらくは、自分に向き合いながら過ごしていきたいです!

ライター
首里石鹸 白鳥恵子