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首里散歩 Vol.162 新たに気づく、「いいな」。 2022年11月15日

久しぶりに自宅でゆっくり過ごせる休日。

11月頭には3年ぶりぐらいに県外へ旅行へ行き、帰ってきてから一日休みはあったものの、翌日からは仕事も忙しくバタバタとしていた。

旅行先では慣れない電車移動。
7キロ近いキャリーケースを持ったまま階段の上り下り、電車が来る時間が迫り、常に小走り状態で、体力のないわたしは身体がバキバキ。

そして恥ずかしながら、この歳でひとりで電車に乗れないという…。
アプリで目的地までの経路を見ても、乗り継ぎなどがあると、ちんぷんかんぷん。

昔、ひとり出張で県外へ行く事になり、ホームで逆の電車に乗り、帰りの飛行機に間に合わなかった大失敗もある。

当たり前のことだけど、なんの迷いもなく颯爽と駅構内を歩く人たちを見ると、かっこいいと憧れの眼差しでいる。

そんな憧れもあるけれど、沖縄に帰ってくると、「やっぱり沖縄がいい〜。」と、毎度、心がつぶやく。

同じ時間の流れなのに、ゆっくり流れてるようなこの感覚は、沖縄でしか体感できないと思う。

沖縄の好きなところを挙げると、人が好き、海が好き、気温が好き、いろいろあるけど、好きなところというより、一番「いいな」と思うのは、この時間の流れの感覚かもしれない。

お気に入りのやちむんで一息つきながら、ゆっくりと時間を感じる、いい休日。

ライター
首里石鹸 玉城悠以奈