それでは良いゴールデンウィークを〜!
(ラララ〜♪ラララ〜♪ラララ〜ラ…♪)
ゴールデンウィーク1日目
朝の情報番組が爽やかに言った

とりわけBIGな予定はないけれど、何だかワクワクを誘ってくる
(子どもたちと どこかに行きたいな〜何しようかな〜 何を食べようかな〜?)
やりたいことだらけで、心のパステルカラーな風船がフワリフワリどんどんふくらんでいった
しかし!しかし、、、 なのだ
今年はどうにも、わけが違った
クラブ活動に試合、習い事、友達との付き合い―――
今まで当たり前に一緒に過ごしていた、子どもたちとの予定が全然合わない!
こちらから誘っても、振られることも多々
「あぁ、昔はヒラメキでどんな所にも一緒に行けたのになぁ。」
お団子のようにぎゅっと過ごした小さな子どもたちとの沖縄での日々が無性に懐かしく、私を過去へとタイムスリップさせた―――

・ ・ ・
子どもたちは皆、私の腰やお腹あたりの背丈で、すぐ手の届く場所でコロコロと遊んで食べて寝ていた
5月上旬の沖縄は梅雨入りで、湿度はあれど、開けっぴろげの縁側に吹く風が心地よく、外も中もお構いなしに過ごし、抜いても抜いても生えてくる草や花の実を材料に、おままごとや色水遊び、ただただ石を発掘しては、「〇〇ちゃんー(私の名)」と呼ばれる日々を過ごしていた

ご近所さんの庭にアセロラが実れば、「とって食べてー」のお言葉
GOサインをいただき、色づいた「赤」を一生懸命に探し、お口にパチっと広がる甘酸っぱさを皆でかみしめ「美味し〜」と微笑んだ



ドライブ中、大きな鯉のぼりにも出会った
空高く「祝い・祈り」をはらませて泳ぐ姿は、島の方々のすべての子どもたちを想う気持ちがひしひしと伝わってきて、圧巻だった
―――今となればあの頃、「毎日が、ゴールデンウィークだったな〜」と懐かしく思い出された

世の中には「子育て四訓」
乳児は「肌を離すな」
幼児は「肌を離せ、手を離すな」
少年は「手を離せ、目を離すな」
青年は「目を離せ、心を離すな」
という、子どもの成長に合わせて、親がどのように距離を保ち接するべきかを伝える教えなるものがあるそうだ
もう我が子たちは「幼児」ではなく「少年」になっていた
私の手から離れて私の知らない「子どもたちの世界」が形成されつつある中、どうやら私の気持ちがまだ、追いついていなかったようだ
トイレから呼ばれることもなければ、一緒にお風呂に入ろうとせがまれることもなくなっていた
ゴールデンウィーク中、息子のクラブの試合を観に行くと、頑張る背中が、遠く遠くへと走っていった

またきっと、昔の子どもたちに会いにタイムスリップしちゃうだろう
けれども今、さまざまな経験を重ね生きゆく我が子たちに私が出来ることは「なんくるないさー」精神でどっしりかまえて見守るぞ!なのだろう
「またひとつ、アップデートしたね!私!」
よく晴れた木漏れ日の下より

ライター
パッチンくるり