この時期、毎年のことだけど雨の日が増える。
それも「週末思いっきり遊ぶぞ」と計画を立てようとすると決まって雨になる。
頭の中では「梅雨なんだからしょうがないんだよ」と自分自身に言い聞かせても、心の中では「またかよ…」と思ってしまう。
この時期に雨が少ないと、夏場に困ってしまうことは百も承知で叫びたい。
「休みの日には晴れてくれー」

子供のころは、雨の日に水たまりを選んで歩いていたけれど、いつのころからか 水たまりを避けて歩くようになっている。
もっと子供の時のように、雨を楽しむ気持ちが必要なのではないか…
そこで、雨の日を五感で楽しんでみることにした。
五感とは「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚」だ。
まず、視覚だ。梅雨の別名を「青梅雨」というように、草木を生き生きとさせてくれる雨として使われる。晴れた日にかぶった埃をきれいさっぱり流してくれる気持ちのいい雨だ。

目に映った若草の色が生き生きとしているさまが美しいと感じるなんてすてきだ。そのほかにも、雨の季節に咲き誇る花々も雨が似合って美しい。色とりどりの紫陽花はその代表格だ。

次に、聴覚。雨音には「ザーザー」「しとしと」…聞き耳を立ててみると心が落ち着いてくるから不思議。

嗅覚は、真夏のスコールのような雨と違って、湿った土や草花のにおいを感じることができる。

味覚はどうだろう。やはりさっぱりしたものが食べたくなる。トマトもおいしい。きゅうりも梅あえにするといい。それとも、がっつりステーキで気持ちを上向きにしようか?
そして、最後に触覚だ。傘もいいがたまには雨合羽もいい。雨の雫の感覚を感じることが気持ちいい。

さっきまで、雨を恨めしく思い眺めていた私が、今では楽しみながら眺めている。
よ~し決めた!次の雨の日はまず、味覚から楽しむことにしよう。
今週末も、雨よ降ってくれ。
ライター
大城くいじなう