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首里散歩 Vol.116 「食べ物をたいせつにする。」 2022年3月3日

小さい頃、食べ物を使って遊ぶことが多く、そのたびに怒られました。
「食べ物を粗末にしてはいけません」。

母の料理のひとつひとつを見ると、食べ物をとても丁寧に扱っていました。
そんな母と一緒に料理をすることが、僕は子供の頃からずっと好きです。

ある日見つけた、遊んでも怒られないルールが2つ。
それは「美味しいものをつくること」。
そして「きれいに盛り付けること」。
どんなに遊んでも、この2つの結果がよいと喜んでくれるのです。

食べ物で遊ぶことで守るこのルール。
親元を離れてからも、この2つはしっかり守っています。

沖縄には島野菜と言われる野菜が多く存在しています。
燦々と照りつける太陽や海風を受けて育つ野菜たち。
色も形も独特なものが多いんです。

そんな島野菜たちを初めて見たとき、ワクワクが止まりませんでした。
さあ、どう料理しようか。

ありがたくいただいた食材を、母がしていたように丁寧に扱います。
(もちろん、母には追いつけないですが・・・。)

もちろん料理だけでなく盛り付けも楽しみます。
一人で食べるときも、誰かが食べてくれることを想像して盛り付けます。
この盛り付けをしているとき、多分僕はニヤニヤしています。

きれいに盛り付けると、食べるときもきれいにしたくなります。
母が言っていた「食べ物を粗末にしない」。
その言葉をたいせつにして、食材を、そして料理を作ってくれた人への感謝を忘れずにいたいと思います。

沖縄の方が心を込めてつくってくださった、太陽の匂いがする食材たち。
僕は今日も、新しい野菜を探しにファーマーズマーケットに足を運びます。

ライター
首里石鹸 須藤 大治郎

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